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更新日 2019-04-01 | 作成日 2008-01-05

先日、自宅裏を流れる谷川(大戸川支流)で、今までに見たこともない魚を見つけた。
早速、孫とともに川に入り網で獲ることにした。
捕まえたのが次の5枚の画像の魚です。
体長はは、13cmくらいの大きさの今までに見たことのない魚です。
子どもの頃この魚とよく似た、もっと小さいのを捕まえたことは、あったように思うのだが、名前がわからない。
図鑑やパソコンで調べてわかったのが、ウツセミカジカ?ということ。
本当にウツセミカジカであれば非常に貴重で珍しい魚だそうです。

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神奈川県水産技術センター内水面試験場                             淡水魚図鑑より

【分 布】琵琶湖特産種。琵琶湖産アユの放流に混じって放流され、琵琶湖以外でも見つかることがある。
【形 態】12cmになる
 カジカに似ているが、目から鰓に向けて。2本の黒い帯があることで区別される。
【生 態】砂レキのところに生息する。肉食性で、水生昆虫や甲殻類などを食べる
【その他】卵は直径1.3-1.6mmと日本産のカジカの中では最も小さい

琵琶湖博物館電子図鑑
滋賀のさかなより

体色はカジカに比べ単色 系であるが、外観上の区別は難しい。口蓋骨に歯がない等 の身体的特徴はカジカと同じ。卵径1.2〜1.5mmでカジカの小卵型1.8〜3.1mmより小さい。体長7〜13cm。分布は北湖並びにその流入河川。
琵琶湖では、湖内には本種が、流入河川上流部にカ ジカが生息している。近年の研究では、遺伝 的にカジカ小卵型と差がないとの考えが出ている。カジカと同 様、小魚や水生昆虫幼虫などの小動物を常食とする。泳ぎはヨタヨタと不器用そうに見えるが、いざというときにはなかなか速い。人に良く馴れる。琵琶湖周辺 での需要は低く、食用とはされない。ただし、今は廃れた、延縄漁で針につける餌として、漁師間では売買されていた。エリ、追いさで、四ツ手網などで鮎に混 獲される。