新旭北小学校の二宮金
窯出しの様子近江聖人中江藤樹の地・滋賀県高島市の新旭北小学校に三平陶房で制作の二宮尊徳(金次郎)の信楽焼陶像が復元されました。
今まで校庭に建っていた二宮金次郎の像が壊れたので、新しく建て替える制作の依頼を受け、出来上がった陶像です。
近江聖人と呼ばれる中江藤樹先生と二宮尊徳翁とどこか相通じるものを感じています。
この画像は、新旭北小学校の学校便りに掲載された記事です。
信楽小学校の二宮金次郎像
孫が、信楽小学校をこの春卒業するのを記念して三平陶房制作の二宮金次郎陶像を寄贈する。
先日京都新聞の取材を受け4月6日の朝刊に掲載されました。以下掲載の記事です。
作陶の二宮像贈る 甲賀の窯元
信楽小に学んだお礼
甲賀市信楽町で陶彫品を手がけている窯元が地元の信楽小にこのほど、作陶した二宮金次郎(尊徳の通称)像を寄贈した。
孫の卒業がきっかけで、「わたしも含めて3代、世話になったお礼」と話している。
窯元は冨岡正義さん(69)=同町長野=。
三平陶房2代目で、43年間、陶器の置物を作っている。
まきを背負い本を読む姿の二宮金次郎像は注文に応じて作陶している。
今年3月、高島市内の小学校に納めるのにあわせ、「信楽小にお礼をしたい」と昨年暮れから計3体を作陶した。同小に長年、立っていた像の一部が壊れていたためで、冨岡さんの寄贈申し入れに同小も快諾した。
前庭に立てた茶褐色の像は高さ1㍍。円柱形の台(高さ約50センチ)に載せ、レンガで囲ってサツキも植えた。妻ふじ子さん(68)と2人で設置した冨岡さんは「末永く建立してもらえれば」と願っている。
同校の摺本圭治校長は「ありがたいこと」と感謝している。
2010年4月6日 京都新聞掲載